大江麻理子アナ テレビ東京退社後の「進路」 夫と〝NY生活〟満喫か

テレビ東京の大江麻理子アナウンサー(46)が6月末に退社する。理由については「ゆっくりしたい」と明かしており、当面はフリーアナとして活動する予定はないという。

2001年入社の大江アナは「出没!アド街ック天国」「モヤモヤさまぁ~ず2」で初代アシスタントを務めるなど、情報・バラエティー番組で活躍。13年4月から米ニューヨーク支局に赴任。14年2月に報道局キャスターとして帰国後、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のメインキャスターに就任し、現在まで看板アナとして活躍している。

プライベートでは、14年9月にマネックス証券の創業者・松本大氏と結婚。超多忙な夫に加え、大江アナも20年3月までWBSの月曜から金曜のメインキャスターとして出演。取材に走り回る機会も多く、夫婦で10分話すことさえも難しい日々を送っていた。

その後は働き方改革もあってWBS出演日は減り、24年4月以降は金曜日のみ。それでも大江アナが退社理由について「ゆっくりしたい」とした背景には悲願の米国〝ニューヨーク生活〟がある。

海外を飛び回る夫の松本氏はニューヨークを「第2の故郷」と呼ぶほど、長期間過ごしてきた場所。大江アナにとってもニューヨーク支局に転勤になった際、松本氏に生活などの相談をしたきっかけで、仲が深まった思い出の地だという。

「当時、大江アナは3年間を支局で過ごす予定だったが、WBSのために1年も経たずに帰国することに。いまだに『もっとニューヨークで過ごしたかった』とこぼしている。プライベートを楽しむこともできなかったようで、退社後は夫の松本さんと音楽や舞台など文化交流も含めて、ニューヨーク生活を満喫したい考えを持っているそうだ」(テレ東関係者)

昨年12月、マネックスグループ傘下で暗号資産(仮想通貨)交換業を手掛けるコインチェックグループが、米証券取引所ナスダックに上場。松本氏はマネックスグループ会長としてニューヨークの上場式典に出席した。今後もニューヨークで多くの日々を過ごすだけに、大江アナの存在は頼もしいだろう。

一方、WBSやテレ東にとっては、人気と知名度を兼ね備える大江アナが抜けるのは大きな痛手だが…。大江アナは〝後継者〟の育成にも尽力してきたという。

WBSでは、月から木曜日までのメインキャスターを相内優香アナが担当。田中瞳アナが月、火、金曜日、竹﨑由佳アナが水、木曜日のフィールドキャスターを務めている。

「WBSの出演を減らしていく過程で、大江アナは後輩アナたちにできるだけ仕事を任せ、その上で親身にアドバイスしていた。デリケートな経済情報を扱うので、特に田中アナは出演前に不安でいっぱいになっていた。そんなときは、大江アナが『私もそうだったから』『何か起きても、私がどうにかするから!』と激励。日々の指導もあり、みんな驚くほど成長していった」(同)

後輩アナたちが頼もしくなったことで、大江アナも安心してゆっくりできるだろう。

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