中山美穂さん 迫る3月末の自宅退去も遺骨はいまも自室に…実妹・忍はお墓探しに焦燥

「美穂さんが亡くなった後、妹の忍さんが定期的に都内の自宅を訪れて、遺品整理を行っています。家具などの生活必需品は、すでにほとんど片付けられており、段ボールがいくつも積み重なっていたそうです。ただ、部屋には家族葬で使用された祭壇がそのまま運ばれたままだと聞きました。位牌や遺骨も置かれていたといいます」(美穂さんの知人)

昨年12月6日に都内のマンションの一室で急逝した中山美穂さん(享年54)。それから約2カ月半が経過したが、美穂さんを偲ぶ声は尽きない。

「3月7日には、NHK BSの名物番組『伝説のコンサート』で美穂さんが’89年と’93年に開催した2度のライブ映像が放送されます。多くの視聴者から“美穂さんの歌声をもう一度聴きたい”という声が相次いだことが背景にあったと聞きました」(NHK関係者)

そして4月22日には、美穂さんが度々コンサートを開いていた「東京国際フォーラム」で「お別れの会」が開かれることが決まっている。音楽関係者は言う。

「仕事関係者や友人たちとのお別れの場というよりも、基本的にはできるだけ多くのファンの方々が最後のお別れをできるような舞台を考えていると聞いています」

本来なら美穂さんは香取慎吾(48)の主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)に保育園の園長役として3月まで出演する予定だった。第1話と第3話を撮り終えていたが、急逝。その代役となったのが、妹の忍(52)だった。

忍は、代役発表時のコメントでこう綴っていた。

《姉の“園長先生”を引き継ぐ形で作品に携わらせていただけたことは、本当に幸せでした。1シーン、1カットずつ“お姉ちゃん、どう演じたい?”と心の中で話しかけながら、作品の世界観を壊さないように、姉の気持ちに添うように、姉の面影を感じてもらえるように、そして皆さまのお心に残りますように、願いを込めて大切に演じました》

制作関係者はこう語る。

「美穂さんが亡くなった後、制作側は新たな園長役として無理を承知で忍さんにオファーをしたところ、彼女は『ぜひやらせてください!』と即決でした。ドラマのエンディングでは、出演者の名前が紹介されていますが、忍さんから“私の名前とお姉さんの名前を並べることはできませんか?”との要請があり、姉妹のクレジット表記に――。“美穂さんを忘れてほしくない”という忍さんの思いがとても強いと感じました」

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