南港ストリートピアノが大炎上し、謝罪を発表したものの、反省の色は見られず、さらなる批判を招いている。市民が自由に演奏できるはずのストリートピアノの設置に対し、演奏の質に対する厳しい意見が相次ぎ、運営側は「練習してから演奏すべき」との声が上がっていた。謝罪は炎上から3日後に行われ、「謝罪が遅くなり申し訳ありません」と述べたが、謝罪内容は不十分であるとの指摘が多かった。
謝罪文では、ピアノに関する具体的な言及よりも謝罪の遅れが強調され、表現については「適切でなかった」と認める一方、根本的な思想の見直しや休止の必要性については触れられていなかった。このため、多くの人々からは「反省が感じられない」との声が上がり、炎上は収束するどころか、さらに加速している。
また、運営側は「しばらくの間休止」と発表したが、その30分後には撤去の方向に進めるとの投稿があり、後出しの対応に対する批判が集まっている。運営者の人間性や危機管理能力に対する疑念も浮上し、文面からは誠意が感じられないとの意見が多い。
元々、インスタ映えを狙ったおしゃれな空間としての展開を期待していた運営側だが、市民からの反発によって計画は頓挫。ストリートピアノの本来の趣旨を理解せず、ファッションやステータスとしての扱いに終始していたことが、今回の炎上を招いた要因とも言える。運営側が今後どのような対応を取るのか、注目が集まっている。