3月24日に浜松市中央区館山寺町で小学生4人の列に軽自動車が突っ込み、小学2年生の妹(8)が死亡し、小学4年生の姉(10)が重体となっている事故を受け、一夜明けた25日に姉妹の祖母が苦しい胸の内を吐露しました。この中で、祖母は「2人とも可哀想で言葉も出ず何も言えない」と声を震わせ、「妹は(4月から)3年生になってこれからという時だった。これから人生を頑張っていくはずだったのに、犯人は絶対に許せない」と悔しさをにじませました。その上で「これまで(子供が巻き込まれる事故は)他人事と思っていたのに、まさか自分たちの家でそうなるなんて…。とにかく姉だけでも助かってほしい」と話しています。
この事故をめぐっては警察が軽トラックを運転していた浜松市中央区協和町に住む男(78)を現行犯逮捕していますが、男は事故を起こしたことを認めながらも「なぜぶつかったかはわからない」と話しているということで、25日午前に男の自宅へ家宅捜索に入り、病歴や通院歴、持病の有無などについて調べています。
テレビ静岡