佐々木朗希選手がメジャーデビューを果たしたが、ロッテ時代からの弱点が露呈した。4月10日に東京ドームで行われた試合で、佐々木選手はドジャースの先発投手として登板。初回には160kmを超える直球を連発し、3者凡退に抑える上々のスタートを切った。しかし、その後は制球が定まらず、2回からバランスを崩し、最終的には3回56球を投げて1失点、さらに3連続フォアボールを与える結果となった。
米国の記者たちは、佐々木選手の投球を厳しく評価し、特にコントロールの不安定さを指摘。ベン・バランダー氏は「非常に不安定で、ひどい投球」と評し、マイナー落ちの可能性にも言及した。一方で、野球評論家の野口俊浩氏は「変化球の質は見せた」と一定の評価を下し、次回登板に期待を寄せている。
佐々木選手にはまだ課題が残されているが、彼の持つポテンシャルは明らかであり、今後の成長に期待が寄せられている。