女性プロゲーマー、配信者として活動する、たぬかなが13日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。東京・新宿区高田馬場の路上で、動画ライブ配信中だった女性が男に刺されて死亡した事件について私見を述べた。
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事件は11日に発生。「最上あい」の名でライバーとし活動していた佐藤愛里さん(22)が配信中に、高野健一容疑者(42)がナイフで刺され死亡した。高野容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕された、その後、高野容疑者が佐藤さんと2021年ごろ動画配信サイトを通じて知り合い、佐藤さんの求めに応じて多額の金を振り込んだ後、金銭トラブルに発展していたことなどが伝えられている。
SNSなどでの率直な発言や発信で知られる、たぬかなは、Xで「刺されそうな配信者筆頭なので震える」と、事件への恐怖を率直に吐露した。さらに一般フォロワーから「投げ銭しなきゃ会話出来ない配信者」に向けて「お金が介在しないと成り立たない関係性は発展しないって覚えとこうな」と指摘したポストを引用。「うぬら、100回唱えろ」と自身の配信の視聴者に訴えた。
さらに、たぬかなは、自身の配信動画の抜粋をアップしたまとめアカウントの動画を引用。その動画内でも事件に触れ「えっ?たぬかなって思った人いらっしゃいますか。私、友達から連絡来たんですよ。『ニュース見て、おまえかと思った、気を付けろよ』って」と心配されたことを明かした。
また「刺し殺すって本当に悪いことなんだけど」と前置きした上で、ライバーや投げ銭の構造的な問題にも言及。一部の配信サイトについて「配信者同士で投げ銭を競わせるってやるのよ、それでランキングとか付けたりするから、自分の推しにランキング上げたいと言ったら、ランキングのために金投げるとか。ランキング形式も良くないんよな、配信者も『自分が上』っていうのを知らしめたいためにやったりする」と語った。
さらに、自身については「私、ガチ恋営業で金を取らなかった」と、真剣に恋愛感情を持たれるようなアプローチをしなかったことが危機管理につながっていたとした。
たぬかなはプロゲーマーとして対戦型格闘ゲーム「鉄拳」の大会で好成績をあげて注目された。配信アプリtwitchのフォロワーは10万人、Xのフォロワーは25万人を超える。一方、eスポーツチーム所属時に男性の身長に関する不適切発言で契約解除になった騒動でも知られる。