《ひどい…傷ついた》名司会者・草野仁を変えた妻の苦言「夏休みに家族連れて競馬場」「ドライブの行き先が近所の公園」間違えだらけの“家族サービス”

『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)の司会を38年務めた草野仁さんは、2月24日で81歳の誕生日を迎えます。草野さんは、クイズ番組『日立 世界ふしぎ発見!』や情報番組『ザ・ワイド』を長寿番組に育ててきた元NHKアナウンサーです。また、現在も放送中の旅番組『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)の初代MCを務めていましたが、番組4年目に突如、降板することになりました。草野さんがその理由を初めて語った内容です。

草野仁さんの画像

『旅サラダ』は自分から降板を申し出た

『朝だ!生です旅サラダ』は1993年の番組立ち上げから4年間、司会を務めました。当時は他の民放局も朝は旅番組をやっており、『旅サラダ』がその中に加わりました。旅番組は国外取材が多く、予算上の理由から他の局は控えるようになり、『旅サラダ』は視聴率も上がっていきました。

ではなぜ4年で降板したかというと、身体の負担が大きかったからです。『旅サラダ』が始まった1993年は『ザ・ワイド』も始まった年で、月曜から金曜は『ザ・ワイド』に出演し、金曜の放送終了後には夜行列車で大阪へ向かい、翌朝の『旅サラダ』に臨むというハードなスケジュールを続けていました。3年ほど経った頃、喉がいがらっぽくなり、がんセンターを受診したところ、一側が腫れ気味だと言われました。

1996年にはアトランタ五輪があり、その中継で『旅サラダ』が2週連続で飛びました。自宅で五輪中継を見ていると調子が良いと感じ、普段の厳しいスケジュールが健康に影響を与えていたことを実感しました。そこで健康第一を考え、『旅サラダ』を降板させていただくようお願いしました。

その後、『旅サラダ』はコロナ禍を乗り越え、現在も30年以上続いています。このように長く続く番組になるとは想像していませんでした。20周年の際には、司会の神田正輝さんに声をかけていただき、参加させていただきました。旅を大切にするという根幹がブレなかったからこそ、番組が続いたのだと思います。

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