中居正広が後輩つぶしを行ったとの報道が波紋を呼んでいる。昨年末から続く騒動により、テレビ業界は影響を受けており、特に中居がキャスターを務める「中居の土曜な会」の放送が見合わせとなる事態が発生した。1月11日の放送は、急遽「劇レアさんを連れてきた傑作集」に差し替えられ、番組表も更新された。
この騒動の発端は、20代女性との間に起きたトラブルに関する週刊誌の報道で、9000万円の示談金が支払われたとの内容が含まれていた。報道を受け、各放送局は迅速に対応を進めており、CM出演の差し替えや収録の見合わせが相次ぎ、特にTBSは12月25日に中居の収録を中止した。
中居正広は長年にわたり、オリンピックやスポーツイベントのキャスターとして活躍してきたが、今回の騒動が彼のキャスター業に与える影響は深刻である。視聴者からは、子供に影響を与えるスポーツ関連の仕事を続けるのは難しいとの意見も出ており、「中居の土曜な会」の存続を危ぶむ声が多く寄せられている。
一方、1月7日には日本テレビ系で中居がMCを務める特番が予定されており、放送が続く動きも見られる。しかし、騒動の影響でスポンサーへの説明が難しくなる中、テレビ局の対応が注目されている。中居自身の説明は限られており、所属事務所からは謝罪文が掲載されたものの、詳細な説明は行われていない。
今後の焦点は、中居正広がこの騒動についてどのように説明するかであり、沈黙を保つのか、あるいは説明会見を開くのかが注目される。業界内での評判は厳しく、今後の彼の活動に影響を与える可能性が高い。視聴者や業界関係者の反応が続く中、中居の今後の行動が注目されている。