米大リーグ機構は、日本時間22日に今期の両リーグMVPを発表し、ナリーグMVPにロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が満票で選ばれました。これは58年ぶりの快挙であり、両リーグでの受賞は史上2人目、さらに連続受賞は初となります。大谷選手は受賞後の中継で、「ロジャースの一員として皆で掴み取ったもの」とコメントし、チームの一員としての誇りを語りました。
今シーズン、大谷選手は右肘の手術を受けながらも活躍し、特に前半戦では新しいチームに馴染む努力をしていました。MVP発表後、彼は「ワールドシリーズを勝てたことが最も誇り」とし、リハビリを続けながら来シーズンの復帰を目指す意欲を示しました。
しかし、大谷選手は受賞の喜びの裏で、優勝パレード直後に左肩の再手術を受けたことを明かしました。この手術により、彼は当初の予定よりも復帰が遅れる可能性があるとしています。大谷選手は、今後のトレーニングについて「開幕を目指している」と意気込みを語りました。
また、電話会見で大谷選手は、同じくメジャー挑戦を目指す佐々木朗希選手についても言及。「特に勧誘はないが、どのチームでも素晴らしい成績を残せる」と彼の才能を称賛しました。佐々木選手は、ロッテからメジャー挑戦を目指し、ドジャースが有力な移籍先として報じられています。
大谷選手の受賞と佐々木選手のメジャー挑戦が注目を集める中、ファンからの期待も高まっています。今後の二人の活躍に、引き続き注目が集まることでしょう。