女優オリビア・ハッセーが2023年12月27日に73歳で亡くなったとの衝撃的なニュースが報じられました。彼女は1968年の映画『ロミオとジュリエット』でのジュリエット役で世界的に名を馳せ、日本では歌手布施明さんの元妻としても知られています。オリビアさんはアルゼンチンのブエノスアイレスで生まれ、イギリスに移住後、若くして女優としての道を歩みました。
彼女の死に際して、公式Instagramでは「自宅で家族に見守られながら息を引き取った」と発表されました。オリビアさんは3度結婚し、特に35年間連れ添った夫デイビッド・グレン・アイズレーさんと共に穏やかな日々を過ごしていたようです。
オリビアさんの生前、彼女は657億円とも言われる訴訟を起こしていました。この訴訟は、映画『ロミオとジュリエット』の撮影中に経験した精神的苦痛を理由としたもので、当時16歳の彼女と共演者が全裸のシーンを強制されたと主張しています。オリビアさんは、この件が自動虐待に当たるとし、金銭的な賠償を求めました。しかし、訴訟の進展は未だ見られず、彼女の死後も遺族がこの裁判を続けるのか注目されています。
また、オリビアさんと布施明さんの結婚生活は、1979年に始まりました。彼らは国際的なカップルとして注目を集めましたが、1989年に離婚。離婚後も息子マクシミリアンさんとは良好な関係を築いており、彼はアメリカで生活していました。
オリビアさんの功績は映画界にとどまらず、彼女の生涯を通じて多くの人々に影響を与えました。彼女の死は多くのファンにとって悲しい出来事であり、映画『ロミオとジュリエット』から受けた感動は今なお色あせることがありません。彼女のご冥福を心より祈ります。