高橋まことが語るBOØWY解散の真相
1980年代の日本音楽界に衝撃を与えた伝説的ロックバンド、BOØWY。彼らのドラムを担当していた高橋まことさんが、解散の真相について語った内容が注目を集めています。高橋さんは、解散の理由が単なるギャラのトラブルやメンバーのソロ活動に起因するものではなく、氷室京介さんとの確執や音楽的な方向性の違いがあったことを明らかにしました。
1987年12月24日、BOØWYは突然の解散宣言を行い、翌年4月には東京ドームでラストギグを開催。約9500人のファンが詰めかけ、チケットはわずか10分で完売しました。しかし、その解散の裏には、メンバー間の複雑な人間関係が絡んでいたと高橋さんは述べています。
特に高橋さんは、氷室さんが自身のバックバンドに高橋さんと松井友さんを勧誘した際に、解散を切り出したというエピソードを語りました。この出来事が、ホテイ・トモヤスさんが述べた「悪役」としての役割を担うことにつながったとも言われています。高橋さんは、解散の経緯が音楽の方向性に起因するものであったことを強調し、BOØWYの音楽がすでにメンバー4人で実現可能なものを超えていたと感じていたことを明かしました。
現在、高橋さんは音楽活動を続けており、ファンコミュニティアプリで自身の音楽人生を振り返るなどして、次世代のミュージシャンを支援しています。また、震災復興チャリティイベントにも参加し、社会貢献にも力を入れています。69歳の高橋まことさんの今後の活動にも、ぜひ注目したいところです。