ふわっち配信者の最上あいさんが、配信中に襲撃を受け、命を奪われるという衝撃的な事件が発生しました。2025年3月11日午前10時頃、東京都新宿区高田の馬場で、最上さんがライブ配信を行っている最中、男性に背後から襲われました。彼女はサバイバルナイフで数十回刺され、病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。
警視庁は、病院近くで逮捕された栃木県小山在住の高野健一容疑者を殺人の疑いで取り調べています。高野容疑者は、最上さんが配信中に自身の居場所を特定し、計画的に襲撃を行ったと見られています。容疑者は、最上さんに対し一方的な恨みを抱いていたとされ、100万円以上の金銭トラブルが背景にあったと報じられています。
事件当日、配信には約100人の視聴者が視聴しており、視聴者は緊迫した状況をリアルタイムで目撃していました。視聴者の中には、襲撃の瞬間にマスクをつけた男性が映り、コメント欄は恐怖の声で溢れていたとの証言もあります。この事件は、インターネット配信のリアルタイム性がもたらす危険性を浮き彫りにしました。
最上あいさんは、フワッチというライブ配信アプリで人気を集めており、彼女の配信スタイルは雑談中心で、視聴者との親しみやすさが特徴でした。彼女の死は、同じ配信者やファンに深い悲しみをもたらし、特に同じ配信者であるやんさんは、彼女の優しさを強調し、最上さんとの最後の会話を回想しています。
フワッチを運営する株式会社ジグJPは、事件に関する情報提供を行い、捜査機関の支援を約束しています。現在も捜査が進められており、最上さんのプライバシーに配慮しつつ、詳細な情報はまだ発表されていません。この悲劇的な事件が、オンライン配信の安全性についての議論を呼ぶことは間違いありません。